マンション管理 お役立ちコラム

マンション管理で困る“落とし物” どのように対応する?

マンション管理で困る“落とし物” どのように対応する?

マンションに住んでいると、何かしらの落とし物を拾ったり、もしくは自分で落とし物をしてしまうこともあります。マンション内の落とし物対策の参考事例をご紹介します。

落とし物を住人が見つけた場合

マンションの敷地内で、住人の方が落とし物を見つけてくれた場合は、管理組合に連絡をしてくれたり、届けてくれることがあります。マンションのエントランスに受付や、管理人室がない場合に気を付けたいのは、そのまま放置してしまうことです。そこで、落とし物がきちんと持ち主に戻るように、落とし物を見つけた場合の対処法などを住人の皆さんに伝えておくことが重要です。※貴重品、財布等は警察に届けてください

落とし物をした住人から連絡があった

敷地内に、恐らく落とし物をしてしまったという住人の方からの連絡があることはないでしょうか?この場合で一番困るのが、落としたものは分かっても、実際にマンションの敷地内で落としてしまったかは不明ということです。この場合は、落とし物が管理室に届いていない限り、基本的には落とされた本人で探してもらい、必要な場合には警察に届るようにしてください。

マンションの敷地内を探す

マンションの敷地内に落とされたのであれば、敷地内をくまなく探す対策が行えます。住人の方がいつも通る経路に加えて、他に飛んでいってしまった可能性と、どなたかが拾って移動させた可能性もありますので、とにかく幅広い場所を探すことが望ましいでしょう。

掲示板で表示する

探し物がある場合は、掲示板に落とし物探しの情報を表示して、住人皆さんに協力してもらう方法があります。この場合、個人を特定する落とし物を探しているのであれば個人情報の配慮にも気を付けましょう。また、住人の方によっては「恥ずかしい」「知られたくない」と思われる住人の方もいますので、掲示板で落とし物探しをする場合には、落とし主が希望された場合に行ってください。

落とし主が見つからない

マンションの掲示板などで情報を表示したとしても、落とし主が見つからない場合があります。この場合は、拾った方にて警察に届けを出してもらうか、もしくは管理組合で届出を出す方法があります。届け出を行い、3ヶ月落とし主が見つからなければ、その落し物は遺失物法により拾った人のモノになりますが、不要なモノの場合は処分もできます。当然のことですが、落としたものを届け出もせずにそのまま自分のモノにしてしまうのは、窃盗罪などの犯罪行為になります。落し物はきちんと持ち主に届くような対策や、対応を行っていくこともマンション管理では大切です。

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