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マンションで水漏れ発生！居室、共用部分、それぞれの対応は
水漏れが発生したら、まずは応急処置をして連絡先を確認しよう
築20年程度のマンションに住んでいます。ある日部屋の天井にシミを見つけました。傷んでいるのか、カビだろうかと思い、換気に気を使って様子を見ていました。すると、とうとうポタポタと水滴が落ちてくるようになりました。どうすればいいでしょうか。
マンション管理 対応のポイント
まずは、水滴が床を傷めないよう、バケツなどを置いて水を受けとめましょう。水の出口を詰め物などで塞ぐと、他の場所に溢れる可能性があるのでやめておきましょう。
また、今後の説明のため、状況を写真に撮っておくのも良いでしょう。
そして、マンションの管理規約を確認し、管理組合・管理会社などしかるべきところに連絡をしてください。水漏れを止めるためには、業者を呼んで発生場所や原因の特定をする必要があります。
また、上の階の人が水道を出しっぱなしにしている可能性もあります。できれば、上階にお住まいの方にも声をかけてみましょう。水漏れは、別の場所から流れてくる場合もあります。真上の部屋が発生源だとは限らないことに注意してください。
バルコニーでの水漏れ 発生源は洗濯機か配管か？
上の階の人がバルコニーで洗濯機を使っていたところ、水漏れを起こし、私の部屋にまで浸水してきました。私物が汚れたので弁償をしてほしいのですが、「バルコニーは共用部分だから管理組合に言ってほしい」と言われています。どうすればいいでしょうか。
マンション管理 対応のポイント
マンションの水漏れは、発生した場所によって対応が異なります。
水漏れの発生源が洗濯機であれば、入居者の私物のである場合が多いでしょう。
一方、バルコニーの配管が発生場所なら、共用部分として修理や補償を行うことになります。ただし、バルコニーの配管部分を入居者の管理範囲としている場合もあるので、規約に従って対応しましょう。
また、いずれの場合も弁償の場合には保険が適用される場合があるので、どのような保険に入っているか、どこまでが適用範囲かについて確認すると良いでしょう。
水漏れ事故では、発生場所と原因の確認が大切
マンションでの水漏れ事故は、個人のうっかりミスはもちろん、設備の老朽化や悪天候などによっても発生します。万が一水漏れ事故が発生してしまった場合には、誰が犯人だとは決めつけず、発生場所と原因の確認を専門業者に依頼してください。